ジョン・D・クランボルツを徹底解説~キャリアコンサルタント量産計画
ジョン・D・クランボルツ
こちらも素敵なおじいちゃんですね。
教育心理学者のクランボルツはスタンフォード大学で今も研究しています。
クランボルツの計画された偶発性は出題率高いので要チェックです!
計画された偶発性って矛盾しまくってない?
面白いことばだよね!
まー意味は読めばわかるさ!
覚えるべきは
キャリア意思決定に影響する4つの要因
計画された偶発性
キャリア意思決定に影響する4つの要因
クランボルツは人間を学習し続ける存在としてキャリア発達は学習プロセスの結果であると考えました。
自分自身が今でも学び続けて体現していますね!
クランボルツはその学習プロセスに影響を与えるものとして
4つの要因
遺伝的特性(人種、性格、運動能力など)
環境的条件や出来事(求人数、景気、訓練機会など)
学習経験(個人がやって得られた経験と他人を観察して得られた経験)
課題接近スキル(問題解決能力、目標の設定、代替案の検討など)
の4つを上げています。
・自分がどんな人間なのか、運動が得意なのか、活発的なのかによって学習する内容は異なるし(遺伝的特性)
・10年前と今とじゃ社会は大きく変わっていて学ぶ内容も必要なことも違うよね(環境的条件)
・例えばサッカーを学習するには自分で練習することももちろん大事、
でも上手い人のプレイを見て学ぶことでも発達するよね(学習経験)
・それにどうやって上手くなろうとするのかも人によって違う。
プロを目標にしている人もいれば、レギュラーを目指している人もいる。
有名なコーチに教わって上手くなるとか、いっそ海外留学しちゃうとか、一つの課題に対して様々なアプローチがあるよね。
適切な選択することもスキルの一つだよ(課題接近スキル)
自分がどんな遺伝を持っていて、環境はどうなのか。その中でどうやって学習して、どうやって課題に対処するのか。
が大事ってこと
計画された偶発性理論
クランボルツは個人のキャリアは偶然の出来事によって左右されることが多いことに注目しました。
偶然にあった人、偶然手に取った本などがその人の行動を大きく変えるようなことはよくあります。
そのような偶然は単なる偶然ではない!
予期せぬ出来事を自分自身のキャリアのために生かせるように行動したからもたらされるのだ!
出た!クランボルツ!
従来のカウンセリング理論では予期せぬ出来事はあまり望ましいとされてきませんでしたが、
クランボルツは偶然を好機に変えることこそが大切と考えました。
では偶然を好機に変えるために何が必要か
5つのスキル
好奇心
持続性
楽観性
柔軟性
冒険心
好奇心・持続性・楽観性 ・柔軟性・冒険心の5つのスキルが必要です。
クレヨンしんちゃんって映画だと色々冒険して最終的に偶然とかが色々重なって結果ハッピーエンドになりますよね?
それもしんちゃんが
好奇心をもって新しいことに挑戦をして、失敗しても気にせずに続けて、何とかなるって楽観性も持っていて、でも状況に合わせてコロっと変われる柔軟性もあり、なおかついつも冒険心でいっぱいだから。
ワンピースのルフィも同じですね!ルフィも偶然が重なっていつも好転してしまう。というより好転させているのです!
思い出すとき漫画のキャラを思い浮かべると良いですよ!
たしかに、、、
どっちのキャラも外から見たらめちゃめちゃ不運なことがあっても
笑って、結局プラスになっちゃう
社会的学習理論アプローチ登場人物概要~キャリアコンサルタント量産計画
この記事の監修者
キャリアコンサルタント
兵庫 直樹
国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!