【一発内定】転職面接での長所短所の間違えない答え方~一覧や職種別の例文付き

選考

面接で長所と短所聞かれたときなんて答えたらいいの?

自分の長所なんてわかんないよ
短所も正直に言ったら絶対落とされちゃいそう

面接でよく聞かれる質問に
「あなたの長所と短所を教えてください。」
という質問がありますが、あなたならなんて答えますか?
実際、どんな長所であっても短所であっても良いのです。
伝え方が8割です。

そして誰でも長所と短所は必ずあります!
それを面接用にブラッシュアップしていきましょう!

誰にでも必ず長所短所があります

でも、仕事では怒られてばっかりだし、
成果もあげていないし、、、

私は短所の方が難しいかも、、、
いざ考えてみると自分ってどんな人間なんだろ

長所と短所は誰にでもあります。
というのもそれはただ単に個性だから。

また、長所も短所もただの個性ということは、どんな人なのかを表す言葉とも言えます。
そして長所と短所は表裏一体です。
「集中力が高い」ということは裏を返せば
「熱中すると時間を忘れてしまう」とか「マルチタスクが不得意」
とも言い換えることが出来るでしょう。

そうは言われても、大した実績があるわけでもないし

過去の目立つ実績がなくても構いません。
成果を上げる部署ではなくともチームの中で自分のポジションがあります。
仕事以外でも構いません。
仕事以外で熱意をもって取り組めること、それこそ個性です。

試しに大っ嫌いな人を思い浮かべてください
短所が沢山出てきませんか?でもそれも良いところでもあるのです。
ちなみに私の大っ嫌いな人は、
「ネガティブ志向」→「物事に慎重で危機管理ができる」
「優柔不断」→「あらゆる選択肢から検討できる」
「愚痴っぽい」→「現状に課題意識を持っている」
最後はちょっと無理がある気もしますが、
嫌いな人の短所を長所に言い換えることで、長所・短所の作り方のコツがつかめると思います!

長所短所を聞く質問の意図とは?

そもそもなぜ面接官は「長所・短所」を聞きたがるのでしょうか?
面接の質問には一つひとつ必ず意図があります。
相手の質問の意図を読んで、回答するのがベストです!

自分のことを客観的に見れているか

自分のことを理解することは、成長するうえで非常に重要です。
「自分は何が強みで、何が課題なのか」を理解することで
改善すべきポイントや伸ばすポイントが明確になります。

そして強みを活かして弱みを補うために組織は存在します。

“ 強みを活かすことのみが、本来、組織が持つ特有の機能であるから”

北野唯我. 戦国ベンチャーズ ― 人事の天才・徳川家康と曹操に学ぶ、「強みの経営」とは?

とはいっても実際に才能を仕事に活かせている人はグローバル平均で20%
日本においては15%しかいないそうです。(参考:ギャラップ社)

また自己分析ができる人は課題を見出す力があると考えられます。
自分の課題に対してどう認識して、どう克服しようとしているのかは
仕事で課題にぶつかったときの態度に現れます。

応募職種や自社の雰囲気とマッチしているのか

どんな人なのか?どんな仕事の仕方をするのかは入社後に非常に大切になります。
何を大事に考えていて、どうゆう仕事をしたいのかは長所・短所に現れます

強み=その人のこれまでの人生の「生存戦略」

北野唯我. 戦国ベンチャーズ ― 人事の天才・徳川家康と曹操に学ぶ、「強みの経営」とは?

企業が採用するときに見るポイントは
・活躍していける能力があるか
・早期退職をしないか

です。そのため自社が求める人物と異なるようであればスキルがあっても
長期での活躍が難しいという判断をされてしまいます。

例えば営業職でも一人一人が売上ノルマをかかげて個人主義を重視している仕事もありますが、
チームとして売り上げを上げていく事を重視している仕事もあります。
チームを重要視している会社にとって「一人で主体的に行動することが得意」な人は合わないでしょう。

参考:【目指せ!一発内定!】転職の企業研究はこれで完璧!一歩差をつけるために知っておきたいこと

長所短所の伝え方の注意点

伝えたい長所・短所はこの後探していきますがその前に、、、
前回の記事でもご紹介した通り面接では伝え方が8割だと思ってください。

どれだけすごい長所であっても、短所を上手く作れたとしても変な伝え方をしてしまったらいけません。
むしろ伝え方さえ上手ければ、長所・短所の内容がしょぼくても意外と何とかなっちゃいます。

ではどのようなことに注意すればいいのでしょうか。

自己PRと長所との違いを意識する

自己PRと長所って似ているようで異なります。
企業が求める回答も変わってくるので注意しましょう。

自己PRは職務上「自分を採用したら、役に立ちまっせ―」をアピールする場。
思う存分、主張して良いのです
長所客観的に自分を見たときの良い点です。
自己主張する場よりも客観的な評価を語る、アピールする場ではありません。

とはいっても、言う内容は対して変わらないかもしれません。
長所を聞かれたら「私の長所は○○です。」
自己PRであれば「私はこういう強みがあり、この部分で御社のこの業務にお役立ちできます」
という違いです。

参考:転職での自己PR必勝法!履歴書への書き方から面接での伝え方まで全て網羅(例文付き)

伝えるポイントは一つに絞る

長所も短所も伝えるポイントは一つだけです。
何個も答えると要点が絞れなく、結局何が言いたいのか伝わらないです。
また、「客観視できていない」「話がながい」と思われることもあります。

面接官も人間です。どれだけ作りこんで立派な論理的な話でも
長くなると集中できないですし、理解できなくなります。

いくつか思いつくのであれば、応募職種に活かせるものや社風に合いそうなものを選びましょう。

企業が何を求めているのかを理解する

さて、あなたが面接官だとしたらどんな長所が好ましいと思いますか?
例えば営業職のポジションで面接をするとき
長所「集中力がある」
短所「ひとみしり」
っとなると技術職とかの方が向いてそうですよね。

またみんなで協力していく仕事なのに
「独走力があり、物事を前に進めることが得意です!」
なんか違いますよね。

企業研究をする際にはどんな仕事内容でどんな人材が求められているのかを理解すると思います。
その人材を想像してみてください。
どんな長所がありそうですか?

営業で活躍している人の長所は
コミュニケーション能力があって、、
売上に貪欲で、、、
前向きで、、、、

業種別の求められる特性については後述するので参考にしてください。

印象とのギャップに注意

長所・短所は客観的な視点を持っていることが絶対です。
面接官が納得するような長所と短所を探しましょう。

わっ私の長所は、、、
えーとコミュニケーション能力が高いことでして、、、

例えば、長所が「コミュニケーション能力」といったとしましょう。
果たして面接官はあなたのコミュニケーション能力が高いと思っているでしょうか?
普段の友達との会話ではなく、同僚や知った顔の上司でもなく、
今あったばかりの人に「コミュニケーション能力が高い」
と思わせるのはなかなか至難の業です。

また、「明るい性格で場の雰囲気を盛り上げます!」なんかも危ないです。
ほんとに?面接官はそう言って納得する?
もちろんそれで面接官が納得するくらいのコミュニケーション能力や明るい性格であれば問題ありません!
ただ、安易に取り入れるのは危険なので要注意です。

長所の伝え方のポイント

さてここからは長所・短所に分けて伝え方のポイントを解説します。
前述のとおり伝え方が8割です。
しっかりと言うことを固めてから面接に臨みましょう。

結論→エピソード→会社へ貢献できること

面接でのどんな回答にも共通するのは「まず結論から」です。
結論から始まらない話しは聞くに値しない
というより聞いていて、理解するのが大変ですし何が言いたいのか伝わりにくいです。

わたしは前職では営業職をやっていました。
そのなかで、売り上げ実績で同期のなかで1位を獲得しています。
それは私の長所である負けず嫌いが理由だと思います。

なんかわかりづらいし、自慢に聞こえませんか?
「私の長所は○○です。」と最初に結論から入りましょう!

長所・短所は客観的な事実です。
それを裏付け、納得させるようなエピソードが欲しいです。

そして最後に貢献できること。
面接で受かる人は
・「会社で成果を出してくれそうな人」
・「すぐに辞めない人」
です。ただ、あなたのことを知りたいから質問をしているのではありません。
あなたがどう役に立つのかを知りたいから聞いているのです。

どのように活かせるかを具体的に

具体的にどう活かせるかを考えるのには企業研究や応募職種への研究が不可欠です。
ここを具体的に回答することで「企業研究ちゃんとしました!御社に入りたいんです!」
というアピールにもつながります。

そして前述の 「企業が何を求めているのかを理解する 」が出来ていればおのずと具体的な回答が出来るでしょう。

自慢にならないように

いくら長所でも偉そうな態度や、上から目線の物の見方は絶対NGです。
あくまで客観的な視点を持って伝えましょう。

また同時に他人を卑下するような話もダメです。
長所は相対的に他の人より優れている点ではありますが、
他の人を引き合いに出して下げることで自分を上げる伝え方はNGですので気をつけましょう。

「自称」に過ぎないエピソード

何度も言いますがあくまで「客観的」に見て納得感を与えるためのエピソードです。
「○○が得意だと自負しています」ではだめ。
人に言われたこと、実際に成果を出したことなど確かな裏付けをすることが大切です。

そんなエピソードないよ?

本当に?ではなんで自分ではそこが長所だと思っているのでしょうか?
日常生活でもかまいません。
あなたが長所と思っていることは必ずなにか影響を与えているから長所だと認識できているはずです。

短所の伝え方のポイント

さて短所にも伝え方のポイントがあります。
早速見ていきましょう!

結論→エピソード→改善行動

「僕は優柔不断なところが短所です。業務上でも日常生活でも選択することに時間がかかってしまいます」
だけではただ自分の評価を下げているだけです。

面接官も完璧な人はいないと思っています。
ですので、その短所を自分で理解したうえでどう行動をしているのかを知りたいのです。

自分なりの克服への意欲や具体的に実践していることを添えましょう。
短所を自覚する自己分析力と課題に対して向き合う姿勢をアピールするチャンスです。

短所は言い換えれば長所になることを伝える

短所も長所も一つの特徴でしかありません。
裏返せば短所は長所に、長所は短所に必ず変換が出来ます

そのため短所を選ぶときは裏返して長所を考えてみましょう。
「優柔不断」→「周囲に配慮ができ、情報収集をおこたらない」
この長所は応募職種で役立ちそうですか?

長所・短所の言い換え例も口述しますので参考にしてください。

プライベートすぎる短所

あくまで仕事の上でこの人はどんな人なんだろうということを見られています。
プライベートの上だけの短所は質問の意図をはき違えている回答になってしまいます。

「友達がすくない」「食べるのが遅い」
→だから何?ってなっちゃいます。
「友達がすくない」を裏返すと「少数の友達との長く深い信頼関係を築ける」
とすることもできますが、友達との信頼関係築けていても仕事上にそんなに影響ありません。
相手がどんな回答を求めているのかを理解することが大前提です。

自分の長所短所がわからないときには

とはいっても自分のことは自分が一番よくわからないものです。
でも前述のとおり長所と短所のどちらかが見つかればすれを裏返すことでもう一方も作れます。

ではどうやって見つければいいのか?

経験や実績から見つける

これはエピソード起点で長所と短所を探す方法です。
あなたが今まで経験したなかで
「褒められたこと」
「実績を挙げられたこと」
「人より上手くいったこと」

逆に、
「怒られたこと」
「上手くいかなかったこと」

を思い出しましょう。

自分だから上手くできた・できなかったことを探して
その原因を追究する方法です。

Information

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家族や同僚、友人に聞いてみる

ちょっと恥ずかしいですが、身近な人からの意見が一番客観的な事実です。
自分は普通にやっていたことが、他社からみて特技や強みだったりします。

実際、私は前職退職時に色んな人からフィードバックをもらいまくりました。
「自分には次どんな仕事があっていると思いますか?」
「どんなことが足りなかったですか?」
「どんなところに強みがあると思いますか?」

意外な意見もあれば、自分が思っていたことと一致していたこともあります。

自己分析の一環として一度聞いてみてはいかがでしょうか?

ストレングスファインダーを使う

適性検査のようなものですが、細かく自分のことを言語化することが出来ます。
無料のサイトもありますが、有料の物をおすすめします。
本が出ているのでそこから行うのが良いでしょう。

性格、行動、志向、対人の観点から探る

長所・短所とはいってもたくさんあります。

性格 明るい、前向き、慎重
行動 集中力がある、行動力がある
志向 主体性がある、想像力がある、粘り強い
対人 社交的、気配りが出来る

各項目ごとに自分の「特徴」を考えてみてください。
長所・短所を見つけようとするのではなく「特徴」で大丈夫です!

そこから長所と短所に結びつくことでしょう。

長所の具体例と例文

いよいよここから実践編です!
色んな長所と例文を紹介していきます!

選んではいけない長所

まず「コミュニケーション能力」「明るい」などは危険です。
上記の二つは長所として選ぶ人が多くよく聞く回答です。

「コミュニケーション能力が高いです!」
ってアピールする人が10人いてその中の一番にコミュニケーション能力が高い自信がありますか?
また、面接官からみて「いや、うそだろ」って思われる可能性が高いのもこの二つです。

また仕事に関係のない長所もだめ。
「料理が得意です」これはそもそも長所ではなく特技ですね。
「家族を引っ張っています」仕事ではそのリーダーシップ発揮できていないの?

単なる自慢になってしまう内容もNGです。
今までの実績は長所ではなく結果です。
なぜその実績が出せたのかの部分に長所が隠れています。
実績を述べるだけの単なる自慢はやめましょう。

真面目(まじめ)

真面目で注意したい点は、
・ありきたり
・裏返して「不真面目」を短所として使うのはNG

真面目ってある意味では当たり前です。
業務に真面目に取り組むことは、当然のことですよね。
なのでエピソードの選択には注意が必要です。
他の人と比べて特に優れて真面目ということを強調しましょう。

「私の長所は、何事にも真面目に取り組むことが出来ることです。
地味な作業であっても、しっかり結果を得るために全力を尽くすことを心がけています。
前職の営業職では、クライアントの都合により納期が短縮されたことがありました。
関係各所とのスケジュールの調整や事務作業を行うことで間に合わせたので
周囲から「君は本当にまじめだね」と言っていただけました。
どのような業務であれ真摯にまじめに働く姿勢は役に立つ長所であると考えております」

真面目とはいっても他の言葉に置き換えた方が特徴的になっていいかもしれません。
上記の例であれば「責任感」や「対応力」のエピソードにも使えるでしょう。

責任感がある

責任感とは「自分の業務を理解して、その責務を果たしていること」です。
これも業務を行う上で当たり前ではあります。
普通に業務を行っただけのエピソードでは
「いやそれは当たり前っしょ」って思われちゃうかも。

「私の長所は、困難に直面しても投げ出さずにやり遂げることです。
他部署のミスにより納期が遅れそうになり、お取引先様よりクレームを頂いたことがありました。
その際にも人のせいにすることなく、担当者としてお客様と向き合い、ご理解いただくとともに
納期に対しても社内調整を行い間に合わせました。
任せていただいた業務の成果にコミットして御社に貢献していきたいと考えております。」

協調性がある

協調性があるの裏返しは、流されやすい、自分の意見がないです。
そのため、あくまでも自分の意見を持っている、
意思を持ったうえでの協調性であることを伝えることが大切です。
また協調性があるということは、
様々な人とコミュニケーションを重ねて一緒に目標達成に協力することが出来ることです。

「私の長所は、だれとでも円滑な関係を気付ける点です。
実際に前職では会議の進行役を任せていただき、多くの意見をまとめて結論を出すことを行っておりました。
また社内外問わずに話しかけやすいように常に笑顔を心がけております。
また自分の意見もしっかり表明することで、だれもが意見を言いやすい環境を作りました。
御社でもチームでやる仕事は多いと思います。
その際に私を参加させていただけましたら、潤滑油として活躍できると考えております」

ポジティブ

ポジティブを裏返すと楽観的ということもできます。
しかしポジティブ=楽観的ではありません。

どんな状況においてもできる方法を探す。
いまある現状の中で一番いい方法を探す。
っというエピソードがあればOKです!

「私の長所は常にポジティブに物事を考えることです。
前職では日々イレギュラーなことが起こりました。
そのなかで、出来ない理由を探すのではなく、どうやったら出来るのか
を常に考えて、解決策を模索し続けました。
また失敗したときにも、失敗から学んで次につなげるための対策を練ります。
御社でも新しい挑戦やイレギュラーなことが起こり得る職種であるため
この思考は必ずお役に立てると思います」

集中力がある

集中力は曖昧な基準です。
何時間集中していれば集中力があるといえるのか。
そもそも集中しているかなんて周りからはわからない。

そんな懸念を飛ばすようなエピソードを用意しましょう。

「私の長所は集中力があるところです。
前職でも個々の業務を集中的にこなし、ほぼすべての業務で納期の前倒しを実現しました。
またちょっとした空き時間であれ、時間を無駄にせず短時間集中して業務を行うことで
時間を有効活用してきました。
御社への入社後も、一つ一つの業務パフォーマンスを高め、無駄な時間を排除することで
業務効率を上げていきたいと考えております。」

負けず嫌い

負けるのが好きな人なんていませんよね、、、
なので負けず嫌いがゆえにどう考えどう行動したのか、
次にどうつなげたのかまでの行動とセットで伝えましょう。

「私の長所は負けず嫌いな点です。
動機や部署内で常に上位の営業成績を上げるため努力を重ねてきました。
初年度は成績が振るわず、先輩社員にロールプレイイングをお願いする、トップ社員の人に戦略を聞く、
録画をして客観的に分析することで少しづつではありますが売り上げを上げてきました。
その結果入社3年目で動機トップの営業成績を上げました。
御社でも売り上げ一位を目指し、精進していきたいと考えております」

注意点はどうしても独りよがりに聞こえてしまうことです。
自分一人の成績だけでなく、チーム全体の成績を上げたエピソードがあればなお望ましいでしょう。

またチーム力を重視する企業であれば上記の例文は協調性に欠けると思われてしまうかもしれません。

素直

注意すべき点は「素直」が評価されるのは20代までです。
「上司や顧客に言われたことを素直に反省して改善する」ことは成長するために重要ですが
・周りから言われないと気づけない
・その年になってまで指摘されることがおおいのか
・30になって素直って子供じゃないんだから
って言われてしまいそう。

そのため30歳を超えたら「自ら内省し課題に気づき改善していく事ができる」
ことを伝えましょう。

「私の長所は素直なことです。
日々、見ること聞くことから多くの刺激を受けて自分を内省し大きく成長しております。
初めてチームを任せていただいたときにも、チームメンバーの意見を尊重し、
上司からも積極的にフィードバックを頂いて改善行動を起こしてまいりました。
人一倍成長角度が高いため、御社でもすぐに即戦力として活躍していけると考えております」

短所の具体例と例文

では次に短所を見ていきましょう!

選んではいけない短所

ネガティブなだけの短所はNG
あとは人としての常識が無いと思われる発言や仕事にもろに影響を及ぼすものもいけません。

例えばコミュニケーションが苦手。
どのような職場であってもコミュニケーションは発生します。
エンジニアであっても仕事はチームでするものです。

マイナス思考も同様の理由でNGです。
あくまでも自分が「どんな人と働きたいか」と考えてみてください。

一緒に働きたくない人かぁ
不潔でだらしなくて、時間を守らない
敬語が使えないとかもいやだなぁ
後不真面目すぎて仕事サボってばっかの人

当たり前ですが「時間がまもれない」「不真面目」もだめ
そんな人と仕事がしたいですか?

心配性

心配性は、責任感が強い、物事を慎重に進めるなどともいうことが出来ます。
その場で決断しなければいけないことが多い業務においては言わない方が無難でしょう。

しかし管理職やチームとして働く仕事、
正確さが求められる仕事であればプラスに変換することが出来ます。

「私の短所は心配性なところです。
初めての仕事に取り組むときは自分が納得できるまで準備や確認をしないと
行動に移すことが怖く感じてしまいます。
そのため、常に早めの準備をして実際に業務が遅れないようにスケジュールを組んでおります」

ぷらすで「しかし、その心配性なことが業務に活きていることも多々あると感じています。
慎重さゆえにミスは少なく、確実な業務に定評を頂いていました。」
とアピールしてもいいでしょう。

優柔不断

優柔不断は、周囲に配慮が出来るとも言い換えることが出来るでしょう。
また、心配性と似ている言葉です。
自分が優柔不断なのか心配性なのかはハッキリしておくといいでしょう。

「私の短所は優柔不断なところです。
自分の意見を一つに絞り切れずに判断が遅れてしまうことがありました。
その短所を改善するためにも結論を出す時間目標を定めて
時間を意識するように心がけております」

ぷらすで
「いくつもの選択肢を考慮するところは強みにもなると感じています。
選択する際には他の選択肢も考慮の上での選択なので確実性が高いことには定評を頂いておりました」
とアピールしても良いでしょう。

せっかち

せっかちは、スピード感がある、行動力があるとも言い換えられます。
あなたのせっかちなエピソードによって言い換えてみると良いでしょう。

「私の短所はせっかちなところです。
前職でも、つい行動を急いでしまい確認不足でミスをしたことがありました。
早く進めたいという思いが勝ってしまい、相手のペースを考えていなかったことが原因です。
そのため、何事も時間に余裕を持って行えるスケジュールを立て計画的に業務を進めることを心がけています」

プラスで、
「スピード感を持って仕事が出来ているという点では評価を頂いておりました。
自分自身でも長所でもあると考えておりますので、
そこは損なうことなく、ミスを減らしていきたいと考えております」

マイペース

マイペースは自分で考えて動くことが出来るということもできます。
営業職のように個人で主導権を握って仕事が出来る職種であれば問題ないです。
しかしチームで行う仕事に対しては注意が必要です。

「私の短所はマイペースになりがちなところです。
チームで仕事をするときに回りとペースが合わずに迷惑をかけてしまうことがありました。
そのため、そもそもの業務スピードを高める努力と、
周りの進捗状況を常に確認する行動により改善を試みております」

プラスで、
チームで行う仕事でない場合は上記の自分で考えて行動できるポイントをアピールすると良いでしょう。

頑固

頑固な人は自分のこだわりやポリシーがあるとも言えます。
限度はありますが、自分にこだわりの無い人は逆にOUTですね。
しかし何が何でも自分の考えを押し通すほどの頑固さはNGです。
ある程度は柔軟性もあることを伝えましょう。

「私の短所はつい頑固になってしまうときがあることです。
前職でも「もっと他の人の意見を聞いてほしい」と注意されたことがありました。
自分の意見に固執して感情的になってしまう部分があったため、
意見がぶつかったときには一度冷静に相手の意見を聞く努力をしています。」

プラスで
「自分の意見を持つこと自体は悪いことではないと思っています。
自己主張が出来るという良い点は残しながら協調性を学びたいと思います」

流されやすい

長所のところでも紹介しましたが、協調性がある、人付き合いを大切にするともいえるでしょう。
これも職種によって好ましくないケースはあります。
リーダーシップが求められる職種であれば、このような短所は問題です。

「私の短所は流されやすいことです。
他人の目を気にして、人づきあいを大切にするあまり
自分の意見を主張することをすることが苦手でした。
そのため、会話のなかでただ相手を尊重するのではなく、
客観的な視点から公平に自分の意見と相手の意見を比べて
考える癖をつけました。」

プラスで、
「周りから相談されやすい、意見を言いやすいという点は長所と捉えています。
これを武器に多くの意見を取りまとめて結論を出せる人材に成長していきたいと思います」

神経質・完璧主義

完璧主義は悪いことではありませんが、一つの業務に時間をかけすぎてしまうと
他の業務に支障が出てしまいますね。
真面目の裏返しとしての短所と言えるでしょう。

「私の短所は完璧主義なゆえに時間をかけすぎてしまうことです。
一つの業務に対して完璧にこなそうと思うがゆえに他の業務に手が回らないことがありました。
そのため、手順の効率化によるスピードの向上に努めました。
行っている業務内容を精査して、時間をかけすぎている所をピックアップして
効率化することで品質を保ちながらスピード向上に努めています」

長所短所の言い換え一覧

長所短所
真面目完璧主義
責任感がある頑固
協調性がある流されやすい
ポジティブ楽観的
負けず嫌い頑固、協調性が無い
集中力がある視野が狭い
素直意志が弱い
忍耐力がある抱え込みすぎてしまう
気配りが出来るおせっかい
リーダーシップがある仕切りたがり
柔軟性がある一貫性がない
主体性自己中心的
行動力があるせっかち
努力家まけずぎらい
用意周到完璧主義、まじめすぎる
信念を持っている頑固
効率的面倒がり
慎重心配性

業種別で選ぶべき長所短所

さて、長所短所はなんでもいいというわけではありません。
会社や業種別に使い分けていく事でより高い評価を得ることにつながります。

例えばあなたが管理職の人を採用したいと考えたとき

長所は集中力があるところ
短所は頑固な点です

ちょっと不安じゃないですか?
長所は自分のキャリアプランに沿って選択しましょう!
(参考:【目指せ!一発内定】面接でキャリアプラン、将来の目標、10年後の質問対策(例文付き))

営業職

営業職と一括りに行っても
・フィールドセールス
・インサイドセールス
・マーケティング
等たくさんの仕事があり、
・チームで進めるのか個人で進めるのか
・法人か個人か
などで分けることが出来ます。

いずれにしてもお勧めの長所は
負けず嫌い
・主体性がある
・ポジティブ

です。いかなる状況のなかでも成果を上げることが求められる仕事のため
前向きに主体的に、あきらめずに数字に向かうことが評価されます。

短所では
・負けず嫌い
・せっかち

がお勧めです。「負けず嫌い」は短所でも長所でも使えるので便利です!

技術職

ひとことで技術職と言ってもこちらも職種はさまざま。
エンジニアや機械工などが代表例です。
しかしどのような技術職であれ一人でやる仕事はそんなにありません。
どのような職場であれ、コミュニケーション能力は必要なので
人見知りやコミュニケーション能力がないなどの短所はNGです。

お勧めの長所
・真面目
・集中力がある
・向上心がある

やはり業務に集中することが求められます。
営業と違い露骨に成果に現れない点が多いので、きちんと業務をこなす真面目さもお勧めです。
また、技術はドンドン新しくなります。
特にエンジニアであれば常に勉強して新しい技術を習得する向上心は欠かせないでしょう。

一方で短所は
・負けず嫌い
・心配性
・完璧主義

等がお勧めです。
確実な成果を求められる職場であれば心配性・完璧主義はむしろ高評価ポイントです!

販売、接客業

販売や接客業においてコミュニケーション能力は大前提です。
そのうえで、どんな能力が求められるか。

お勧めの長所は
・ポジティブ
・機転が利く
・柔軟性がある

接客業では日々多くの新規のお客様と接します。
要望も異なれば、時にはクレームになることもあるでしょう。
いちいち上司に確認せず、自分でその場で判断して行動することが求められるので
上記のような長所は非常に有利です。

一方でお勧めの短所は
・せっかち
・楽観的
・おせっかい

せっかちなくらいがちょうどいいです。
もちろんお客様をせかしてはいけませんが、
接客業においてお客様との接点時間を増やし事務作業の時間を短縮させることが大切です。
また楽観的はポジティブと言い換えられるでしょう。
おせっかいも気配りが出来ると言い換えられるため、接客業にとってはピッタリです。

事務職

地道な仕事ながら正確性が求められる仕事です。
コツコツと仕事ができるという点が評価されます。
一方で単純作業もあるため短所で「飽きっぽい」などはNGです。

お勧めの長所は
・真面目
・集中力がある
・気配りができる

事務作業もコツコツとこなし、なおかつバックオフィスとしてサポートする気配りもアピールできると良いでしょう。

一方でお勧めの短所は
・完璧主義
・意思が弱い
・心配性

事務作業は完ぺきにミスなく行われることが前提となっています。
また、仕様変更など上からの命令で新しい業務やオペレーションが変更になることもあるでしょう。
自分のやり方にこだわりすぎない柔軟な姿勢は大切です。
また心配性なくらい慎重でちょうどいい仕事でもあります。
事務の一つのミスは大きな損失につながることもあります

管理職

管理職と一括りに行ってもさまざまです。
管理するチームの人数
所属するチームの業務内容
求められている役割
しかし、どんな業務であれ人の上に立つのであれば
人がついていきたくなるような長所が必要です。

お勧めの長所は
・リーダーシップ
・行動力
・ポジティブ

等です。負けず嫌いや気配り、信念なども良いですね!
求められているリーダー像に合わせて作ってみるのが良いでしょう。

一方で短所は
・負けず嫌い
・頑固
・抱え込みすぎてしまう

などがお勧めです。
長所を決めたらその裏返しで考えてみても良いですね!

まとめ

さて、長所と短所を見てきました!
何度も言いますが大事なのは伝え方です!
そして面接は客観的な評価です。結局相手にどうみられるかが全て。

一度友人や転職エージェントと模擬面接をしてみてください!
自分では気づかないことに気づいたり、新たな長所が見つかることも?

いつでもご相談お待ちしております!

この記事の監修者

監修者画像

キャリアコンサルタント

兵庫 直樹

国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!

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