テレワーク転職はアリ?メリット・デメリット徹底解説!
コロナ時期から比べると、テレワークの求人減ってますよね。
実際に求職者の方でもリモート希望が多いんですけど、実際のところなかなか内定出ないんですよね…
コロナ時期は確かに全国でもリモート率が30%位あったり、東京でみても40~50%あった時期もあったけど、大手企業も出社になってきてるよね…
テレワークは誰もが選べる「働き方」になるにはまだほど遠い部分もあるけど、将来リモートで働いていく為に今からキャリアを積んでいく事もできるから、色々情報を見てみようか!
目次
1.テレワーク転職って実際どうなの?市場を徹底調査!
参考:https://www.rieti.go.jp/users/iwamoto-koichi/serial/166.html
2025年現在、リモートを取り入れる企業は徐々に減少傾向にあります。
コロナ時期で全国平均25%あったリモート率は、2023年3月には13%台まで低下。現在も横ばいで推移しています。
働く皆さんがテレワークという働き方を気軽に選べるまでの定着をしなかったという現状です。
特に事務職は顕著で、現在は17%程度まで減少しているというデータもあります。
ただ、諦める必要はありません!
リモートワークで働く為にどんなキャリア選択があるかを見ていきましょう。
1-1.テレワーク可能な職種とその特徴
参考:https://www.rieti.go.jp/users/iwamoto-koichi/serial/166.html
テレワークが活発に行われている職種ランキングを見ていくと、特に限られている事が分かります。その中でも目立っているのは…?
Point①:テレワークができる職種No1は!
【ITエンジニア】
2024年のテレワーク実施率は脅威の75%!
週2~3日以上のリモートも非常に多く、リモートを目指すなら一番実現可能性の高い職種です。
ITエンジニアについて詳しく知りたい方は以下記事をチェック!
1-2.みんな知ってる?テレワークと従来の働き方の違い
テレワーク転職は、働く場所において従来の「オフィス勤務」と大きな違いがあります。
従来の働き方では、固定のオフィスに通勤し、決まったデスクで業務を進めるのが一般的でした。
一方で、リモートでは自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、インターネット環境さえあればどこでも仕事が可能です。
この柔軟性により、通勤時間の削減や在宅勤務による自主的な環境整備が求められるのが特徴です。
リモートワーク転職を目指す際には、自己管理能力やリモートコミュニケーションのスキルがこれまで以上に重要となります。
Point②:リモートワークと出社勤務を比較!
項目 | テレワーク | 出社勤務 |
---|---|---|
勤務場所 | 自宅、カフェ、コワーキングスペースなど自由 | 今日のオフィス |
通勤 | 不要 | 必要(通勤時間発生) |
柔軟性 | 高い(勤務場所や一部時間の調整が可能) | 低い(固定された場所と時間に留まる) |
コミュニケーション | オンラインツール(メール、チャット、ビデオ会議など)が主 | 対面での直接的なコミュニケーションが可能 |
自己管理能力 | 高い自己管理能力が必要 | 主役や同僚からの直接的なサポートが期待できる |
業務環境 | 自己で整備(作業デスク、インターネット環境など必要) | 会社が整えた設備を利用可能 |
ワークライフバランス | 向上しやすい(通勤時間削減と生活との両立が可能) | 調整が難しい場合が多い |
チームの一体感 | 難しくなりやすい(オンライン中心で関係構築が難しい) | 高めやすい(対面での交流やランチなどの機会が多い) |
コスト | 通勤費が不要ですが、作業環境整備のための費用が発生することも | 通勤費や外食費がかかる |
求人の競争率 | 高い(特にスキルの高い部門で応募が集中しやすい) | 比較的低い場合もある |
1-3.未経験からテレワーク転職は…可能なのか…?
未経験からテレワーク転職を成功させるのは「難しい」と考えられることもありますが、実際には適した職種を選べば挑戦は可能です。
特にリモートに馴染みやすい領域であるIT系やカスタマーサポート関連では、スキルを学べる研修制度を用意する企業も増えています。
また、面接では自己管理能力や学ぶ意欲をしっかりアピールすることが重要です。
転職活動をスムーズに進めるために、テレワークの特徴をしっかり理解して臨みましょう!
2.誰もが一度は考えるテレワーク!その魅力とは?
コロナ禍から特に聞かれる事が多くなった「テレワーク」「リモート」「在宅勤務」ですが、
まずはそのメリットから見ていきましょう!
2-1.働く場所に縛られない自由さ
テレワーク転職の最大のメリットは、働く場所に縛られない自由さです。
リモートワークでは、自宅やカフェ、さらには地方や海外で仕事をすることも可能です。
これにより、家族の事情やライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を実現します。
また、都市部の混雑を避け、自然豊かな環境で仕事をしたいという希望もかなえやすくなります。
特に正社員として在宅勤務が可能な職場に転職した場合、安定したキャリアを築きながら自由な働き方を楽しむことができます。
2-2.通勤ストレスの解消と時間の有効活用
テレワーク環境では通勤時間が不要になるため、ストレスが大幅に軽減されます。
通勤ラッシュの混雑や車での長時間移動といった負担がなくなることで、心身の健康を保つことができ、仕事のパフォーマンス向上にもつながります。
また、通勤時間を読書や趣味、スキルアップの学習に充てることで、時間をより有効に活用することができます。
このメリットを享受するため、リモートワーク可能な求人に応募する方が増えています。
2-3.家庭や個人生活との両立がしやすい
テレワーク転職は、家庭や個人生活との両立を考える方にとって魅力的な選択肢です。
在宅勤務により、子育てや介護といった家庭の責任を果たしながら働くことが可能です。
また、趣味や自己研鑽に充てる時間を確保できるほか、自宅から働くことでワークライフバランスの向上を実感している人が多くいます。
この柔軟性が、特に未経験からテレワークへの転職を目指す方々にも強い動機となっています。
2-4.地方居住での選択肢の広がり
テレワーク転職は、地方居住を希望する人にとって大きなメリットがあります。
リモートワークの普及により、都市部以外に居住しながらも大企業や専門的な仕事に携わることが可能です。
また、生活費や住環境の面で地方のほうが有利なケースも多く、キャリアと私生活の両方でメリットを享受することができます。
地方での生活を選択しながら、都市部の会社の正社員として働くというケースも増えています。
3.働いてみたら実は大変!?テレワークのデメリットと課題
こうしてみるとメリットが非常に多いテレワークですが、働いてみると意外にも大きなデメリットがあります。
以下デメリットも確認しながら、自分が働く姿を想像してみましょう。
3-1.コミュニケーション不足の懸念
テレワーク転職では、リモートワーク特有の課題として、コミュニケーション不足が挙げられます。
在宅勤務ではメールやチャットツール、オンライン会議が主な手段となるため、対面でのコミュニケーションと比較して情報の伝達が間接的になります。
その結果、細かなニュアンスが伝わりにくかったり、誤解が発生することがあります。
特に未経験者がテレワークの仕事に挑戦する場合、リモート環境下でのコミュニケーションスキルを磨く必要があります。
3-2.自己管理能力の重要性
テレワークでは、業務の進捗を自己管理する能力が求められます。
オフィスでの勤務では上司や同僚が自然と進捗を確認したりサポートしてくれる場がありますが、リモートではそれが期待できません。
特に成果型やフルタイム型のリモートワークでは、時間を計画的に使い、タスクを効率よく進めるスキルが不可欠です。
未経験でリモートの求人に応募する際には、自己管理能力をアピールすることが面接突破のコツとなります。
3-3.チーム文化への馴染みにくさ
テレワークの環境では、職場の文化やチームの一体感に馴染むのが難しい場合があります。
特に新しい仕事に転職する場合、オフィスに通うことで自然と形成される人間関係がリモートでは希薄になりがちです。
この点は、フルリモートの企業に転職する際の大きなデメリットといえます。
また、オンラインでの交流は直接対面する場合と比べて距離を感じやすく、孤立感を抱きやすい点も課題です。
3-4.求人の競争率とスキルの必要性
テレワーク可能な求人は人気が高く、競争率が非常に高い傾向にあります。
特に、IT系のプログラミングやシステムエンジニアなど、高度なスキルが必要な職種では応募者が多く、求められるスキルレベルも厳しくなっています。
また、未経験歓迎の求人であっても、リモートワーク特有のやり方に慣れる必要があるため、効果的にスキルをアピールしなければなりません。
書類選考や面接で、この分野に適したスキルセットを示すことが成功のカギとなります。
4.最難関!テレワーク転職の進め方や自己PRのコツ!
これまでの章ではテレワークのメリットデメリットや市場についてを見てきましたが、ここからはテレワーク転職のコツを伝授していきます!
4-1.自分に合った職種とスキルセットの見極め
テレワーク転職では、自分の能力や特性に合った職種を選ぶことが重要です。
たとえば、ITスキルが高い方はエンジニアやプログラマーといった職種が適しています。
また、対人スキルに自信がある場合はカスタマーサポートやマーケターとして活躍できる可能性があります。
未経験から挑戦したい場合でも、基本的なパソコン操作やオンラインでのコミュニケーション能力を身につけることで、リモートワークへの道が開けます。
自分に合ったスキルセットを明確にするためには、これまでの経験や強みを再確認することが成功の第一歩と言えるでしょう。
4-2.求人情報やエージェントの効果的な活用方法
テレワーク可能な求人を効率よく見つけるためには、転職エージェントや求人サイトを活用することが欠かせません。
リモートワークに特化したキーワードで検索すると、条件に合った求人にたどり着きやすくなります。また、
エージェントを活用することで、自分に合った求人情報を効率的に収集し、応募に向けたアドバイスも受けられます。
4-3.テレワークに適した自己PRの方法
テレワーク転職を成功させるためには、求人企業が求めるスキルや適性を明確に打ち出す自己PRが大切です。
具体的には、自己管理能力やオンライン環境での実績をアピールすると効果的です。
以下にPRポイントをまとめてみました。
Ponit③:テレワーク転職での自己PRのコツ!
注目ポイント | 具体例・内容 | PRの仕方 |
---|---|---|
自己管理能力 | スケジュールの調整、業務の優先順位付け、締め切りの厳守ができる | 「在宅勤務経験、自分でタスク管理し、納期を守る力を培いました。」 |
コミュニケーション力 | オンラインツール(Zoom、Slack、Teamsなど)を活用してチームと連携できる | 「リモート環境でも積極的にオンライン会議やチャットを活用し、スムーズな情報共有に取り組んでいます。」 |
成果重視の姿勢 | リモートでも結果を出せる実績をアピール | 「在宅勤務中に〇〇プロジェクトを完遂し、売上を〇%向上させました。」 |
柔軟性と適応力 | 新しいツールや方法への適応力があることを示す | 「在宅勤務をきっかけに、新しいプロジェクト管理ツールを迅速に習得し、チームの生産性向上に貢献しました。」 |
テクノロジー | チャット、会議ツール、プロジェクト管理ツール、ファイル共有システムの活用経験 | 「SlackやGoogle Driveを活用し、チーム間のタスク共有と進捗管理を効率化しました。」 |
集中力 | 家庭やプライベート環境でも集中して仕事ができる | 「在宅勤務中も一定のルールを設け、業務に集中できる環境を整えています。」 |
時間管理能力 | 仕事と生活のバランスを取りつつ、業務時間をしっかり管理できる能力 | 「タスクを時間単位で計画し、効率的に進めることで、プロジェクトの納期を厳守しています。」 |
過去のリモート経験 | 過去のテレワーク経験があれば、その成功例を具体的に記載 | 「前職で2年間のリモート勤務経験があり、プロジェクト管理や成果の提出をスムーズに行いました。」 |
問題解決能力 | リモートでのトラブル解決や課題対応の経験 | 「在宅勤務中、ネットワークトラブルに迅速に対応し、業務への影響を極力抑えました。」 |
自己成長への意欲 | 自発的に学び続ける姿勢があることを示す | 「リモート環境で必要なスキルを自主的に学び、即戦力として活躍できるよう心掛けています。」 |
自己PRを考える時の参考にしてみてください。
4-4.オンライン選考で気をつけるポイント
テレワーク転職では、オンライン面接を含む選考プロセスが増えています。
そのため、オンライン面接におけるマナーや環境作りが重要です。
Point④:オンライン面接の注意!
【環境】
- カメラ越しに見える背景を整える事
- 挨拶は自分から
- インターネット環境が安定する場所で
【面接】
- 挨拶は必ず自分から
- 人事の質問や会話には一拍置いてから話始める事
- 面接終了直前は必ずお辞儀をして3秒待ち、終了していない場合は「こちらからお切りさせて頂きます。失礼いたします」と伝え終話する事
環境面に関して簡単に解決できる事は、「ネットカフェを利用する」事です!
ネットカフェでは声を出しても大丈夫な完全個室があり、ネット環境が安定した場所で背景なども気にせず面接をする事ができます。
ご自宅のご家族の音や環境音が気になる。ネット環境が不安定な方にはオススメです!
まとめ
テレワークでの就業は、未経験からすぐにできるというものは非常に少ないですが、職種によってはすぐに理想の働き方ができるチャンスがあります。
また、面接も非常に重要で、出社企業の面接に比べても受け答えの水準や経験は非常に高いものを求められる場合が多いです。
是非、この記事に書いてある事を参考にして転職活動を行ってみて下さい!
全国のテレワークを目指す転職者を応援しております!
この記事の監修者
キャリアコンサルタント
免田渉
携帯販売員を3年、その後リクルートにてホットペッパーグルメのライティング、マーケティングを3年経験。現在はこれまでの自分自身のキャリア思考を活かし、国家キャリアコンサルタントとして従事。