【人生変わる!?】自分の為にも会話にも使えるおすすめ寓話26選①~人生のすべてにおいての基礎的考え
目次
【人生変わる!?】自分の為にも会話にも使えるおすすめ寓話26選① 座右の銘を見つけよう!
「周りのレベルが低くて、、、」
「自分は不幸なんだ 、、、」
なんて考えて自分から不幸になっていませんか?
結局人間考え方が全てを決める。もうちょっと開けた視点で物事を見てみましょう!
あなたには座右の銘は有りますか?
生きる指針として一つ・二つ持っておくと考え方の基準となります。
また、知識として持っておくと様々な考え方を許容できるため、とても役に立ちます。
寓話同士が矛盾することは多くありますが、人の考えは矛盾するものです。
視点や立場により様々な解釈がある。そう理解するのに寓話は有効です。
厳選しましたが26に上ったため分けてご紹介いたします
①すべての基本 『無知の知』 ソクラテス
私が一番大切にしている言葉
『〈ソクラテス以上の知者はいない〉というデルフォイの神託であった。
彼はその意味を解明するために,世に知者と呼ばれている人たちを吟味して歩いた結果,彼らの方は〈何も知らないのに知っていると思い込んでいる〉のに対して,彼のみがみずからの無知を自覚している,すなわち〈無知の知〉という一点において相違していることに気づいた。
そしてさらに,神託の真意はソクラテスに名を借りてすべての人間の無知を悟らせることにあると考えるに至った。』
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について
何も知らない、知らないことがあるという考えが人類をここまで大きくしてきたと言っても過言は無いでしょう。
宗教が絶対で全知全能の神が存在すると信じられていた世の中では「神のみぞ知る」と言って知らないことに興味を持ちませんでした。
知らないことは神が知らなくていいと判断しているからと考えていたのです。
その後、無知を知った人類は研究に研究を重ねて発展をしてきました。
知れば知るほど無知は明らかになってくる。知識にどん欲になる。
知識が多い人ほど足りないことを知っています。
②すなおが全て『空の茶碗』
ある禅の高僧が、
弟子の一人を拙宅に招いた。
「教えを得るにはどうすればいいか」
と言う弟子の悩みを話し合ううちに
「さすれば・・・・・・」と高僧はお茶を用意した。
そして師は弟子の茶碗にお茶を注ぎはじめた。
しかし、一杯になっても、まだ注ぎ続けた。
お茶は茶碗からあふれて、
卓へとこぼれ、すぐに床へとこぼれた
とうとう弟子は言った。
「もうおやめください。お茶はあふれております。もう茶碗には入りません」
師は言った。
「よくぞ見てとった。お前についても同じことが言える。私の教えを得ようと
思うならば、まず頭の茶碗を空にしなさい」
『人生に知恵と勇気を与えてくれる33の童話』ジェーンヨーレン著
つまりは素直さが大切であるということです。
キングコングの西野さんもYouTubeで話しておりましたが「なるほど!」
っと第一声で発せられる人は伸びしろが大きいです。
人の意見・教えを素直に聞ける。大人になると難しくなってくるが『無知の知』と同様に大切にしていきたい考え方の基礎です。
③考え方がすべて『オアシスの老人』
二つの町に挟まれたオアシスに一人の老人が座っていました。
通りかかった男が老人に尋ねました。
「これから隣の街に行くのですが、この先の街はどんな街ですか?」
老人はこの質問には答えずに、聞き返しました。
「今までいた街は、お前にとってどんな街だった?」
男はしかめっ面をして言いました。
「たちの悪い人間が多くて汚い街でした。だから隣の街に行ってみようと思ったんです。」
すると老人はこう答えました。
「お前がそう思っているなら、隣の街もたちの悪い人間が多い、汚い街だろうよ。」
しばらくすると、さっきの男が来た街と同じ街から、別の男がやってきました。
その男はさっきの男と同じように老人に尋ねました。
「これから隣の街に行くのですが、この先の街はどんな街ですか?」
老人はこの質問には答えずに、聞き返しました。
「今までいた街は、お前にとってどんな街だった?」
男はにこやかに笑い、答えました。
「親切な人が多くて、きれいな街です。」
老人はこれを聞いてこういいました。
「なるほど。お前がそう思うなら、隣の街も親切な人が多い、きれいな街だよ。」
こちらはアラブ諸国での民話のようです。
結局物はすべて考え方・見方次第。
つまり、考え方・見方を意識的に変えることが出来たら世の中はすべて良く映るでしょう。
同じものを見ても10人いたら10人違う考え・見方をします。
それは自分の意識次第で変えていけることです。
④どう思うかが全て『双子の運命』
過酷な環境で育った双子がいました。
双子の父親は麻薬常習者
酒に酔っては母親と子供を殴る。こんな親の下で育ちました
双子が30歳になったとき、心理学者がインタビューをしました。
双子のうちの一人は
「父親同様に薬物中毒」になっていました。
また彼の「暴力」が原因で家族は家を逃げ出していました。
心理学者は質問しました。
「なぜこんなことをしているんですか?」
すると「あんな環境で育った私に、これ以外の何ができるんだ!」と答えました。
双子のもう一人は
ビジネスで成功。幸せな結婚をして素晴らしい親
になっていました。
心理学者は質問をしました。
「なぜこんなことになったのですか?」
「あんな環境で育った私に、これ以外の何ができるんだ!」
と答えました。
③オアシスの老人同様見方・捉え方でここまで大きな違いがでるのかという一例です。
出来事自体は同様であっても見方で変わってくる。
あなたも偏った見方していませんか?
とこんなように今後も紹介していきますね!
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この記事の監修者
キャリアコンサルタント
兵庫 直樹
国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!