2021年3月更新失敗しない!紹介会社・転職エージェントの選び方
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「あなたは間違った転職活動をしていませんか?」
転職の仕方一つで給料も将来も決まってしまいます。
逆に、正しい情報をもとに転職すれば有利に人生を運べることでしょう。
人材紹介会社を退職ホヤホヤの私が現場にいた経験から最新の情報をお届けいたします!
目次
1.こんな人材紹介会社の使い方をしていませんか?
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あなたは人材紹介エージェントに洗脳されていませんか、、、、?
全幅の信頼を置いて選考企業を任せる、いいなりになる、任せておけば安心
それは洗脳されてます!
人材紹介会社のエージェント=営業職です。
仕事はあなたを転職させること。
つまりあなたの将来に興味はなく、あなたの転職にだけ興味があるのです。
人材紹介会社のシステムはどのようになっているのでしょうか?
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そう、あなたがただで転職の相談を受けられるのは、転職先の企業からお金が入るから。
その金額は年収の30%~40%
年収600万円の場合は180万以上の金額が人材紹介会社に支払われるのです。
ココ重要!
企業はお客様
あなたは商品
そして多額の費用が発生する上に、場所と人さえいれば独立出来る事業の為、年々事業所は増え続けております。
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なんか怪しい商売、、、
使うメリットなんてあるの?
もちろん!人材紹介会社を活用することが転職を成功させる近道です!
メリット
受かる最適な企業を紹介してくれ、自分の市場価値がわかる
応募する企業の詳細が分かり面接の対策も容易
非公開求人が手に入る
履歴書・職務経歴書の添削、面接対策まで受けられる
条件交渉をしてもらえる
在職中でも間にエージェントが入ってくれるので連絡がスムーズ
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おおー!すごいじゃん!
いやいや!もちろんデメリットもありますよ?
デメリット
紹介費用が原因で一般応募の求職者に優先して内定が出る
エージェントの質によって大きく影響される
転職させたいがために、強引に入社させようとするところもある
情報の非対称性。人材紹介会社は情報をすべて教えてくれるわけではない
使うことにメリットは有りますが、
「使われないようにすること」こそが大切です!
2.人材紹介会社を選ぶポイントをご紹介
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人材紹介会社は質も規模もピンからキリまで。
もちろんエージェントの質も、、、
とはいえデカい会社だから良いというわけではありません!
選択肢
総合or専門特化
分業or一気通貫
全国or地域特化
大手or中堅or中小
総合or専門特化
総合というと大手でよく名前が上がるリクルート・DODA等有名どころはすべて含まれるでしょう。
それとは別に業界特化の人材紹介会社も存在します。
飲食・IT・看護・営業。あらゆる業界に特化した人材紹介会社があります。
どちらが良いとは一概に言えませんが専門性の高い仕事であれば特化型をお勧めいたします。
例えば飲食。私は飲食業界専門の人材紹介会社にて勤めておりました。
飲食の専門スキルを持った人材がリクルートに行ったところで、
あなたのスキルのすごさを理解してもらえないでしょう。
良く聞く話では日本料理の職人さんにチェーンの飲食店を紹介する等。
そもそも専門店の求人はあまりリクルートのような総合人材大手に依頼しません。
逆にチェーン店の求人であれば総合人材大手にもあります。
そして大手の総合人材大手の強みは求人の掲載が出来て求職者自らが求人を探すこともできるということ。
専門特化型は中小企業が多く必然的に登録者の数が少なくなります。
なので求人を掲載することが厳しく紹介一本になりがちです。
まとめ
業界を変えたい・業界にこだわりを持っていないなど
広い視野を持った転職活動を行うなら総合人材大手。
その業界内での専門的なスキルをより活かしたいなら業界特化型をおススメします。
分業or一気通貫
これは紹介会社のスタイルの問題です!
ちなみに私は「片面、両面」と呼んでいました!
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ん?それがどんな影響があるの?
分業か一気通貫は紹介会社によって異なるスタイルですが、意外と肝となる部分です。
分業の特徴
メリット
2人で一つの案件に取り掛かり業務効率が良い
デメリット
間2人入ることで意思の疎通が必要となり余計な手間が出る等の恐れも
求職者担当は企業とやりとりをしていないので求人の知識が不足気味
一気通貫の特徴
メリット
求職者担当が企業との連絡も行うので企業の知識が豊富
一人で担当するため連絡がスムーズ
デメリット
単純に分業型の業務量の2倍をこなすためエージェントが多忙になる
基本的には一気通貫型の方が安定してスムーズでしょう!
ただ、大手は大体、分業型になっていますので中小企業の人材紹介に多いです。
もし!
あなたが人材紹介会社に転職を考えているのであれば一気通貫はハードなので覚悟してください、、、
全国or地域特化
書いて字のごとくですが、全国型・地域密着型で分かれます。
全国の求人を管理するのは非常に大変で支社が全国にある大手企業でないと、
なかなか全国の求人は網羅できないので、地域密着の方が多いです。
とはいってもこれは企業の本社を基準として。です。
一都三県中心とは言っても東京に本社があり全国展開している企業もあるので、
地域特化だからと言って転勤がないわけではありません。
また全国とはいっても結局は首都圏・大阪などの大都市圏の求人が中心です。
人材紹介会社に依頼する紹介料を考えると地方の資金のない会社は中々手がだせないですよね。
あなたの働きたいエリアにもよりますが、
あなたの近くの人材紹介会社はおのずと、そのエリアの求人が多いので
引っ越しを考えていないのであればそこまで気にしなくてもいいと思います。
大手or中堅or中小
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※注意※これはあくまでも私の感覚です!
人材紹介会社に勤務している際に多くの紹介会社に求職者として様々な企業と面談をしてきました。
一概に「こうだ!」と決めつけるのではなく、あくまで参考に、、、
定義
大手・・・全国の求人を扱っている総合人材会社
中堅・・・専門特化の紹介会社の中で三本の指に入る企業
中小・・・人材紹介会社の中で大手でも、業界内での地位も高くない。起業したての企業なども
と定義させてください
まず、大手三強といえば!
リクルートエージェント・DODA・マイナビエージェント
多くの求人を扱っており、登録者数も桁違いで多い三社。
この三社共通のスタイルは
面談→求人紹介→履歴書は自分で作る→あとは自分で受けるか受けないか決める
意外と放置です。
というのもこの三社は登録社が多いことを強みに紹介だけでなく、求人の掲載も行っています。
求人の掲載料も獲得しています。
また、紹介はメールがメイン。一度面談をしたらめったに電話はかかってきません。
大手のメリット・デメリット
メリット・・・求人数が豊富・自分で探せる・エージェントのレベルが高い
デメリット・・・専門的な領域に弱い・あくまで自分次第・フォローが少ない
中堅はどうでしょうか?
業界内でトップ3に入っている会社も従業員50人以下の企業も多く、
余り大手上場企業は有りません。
総合と違う点はやはり業界内の知識が非常に豊富。
そして、業界専門スキルを必要とする求人や非公開の求人を多く持っているのも強みです。
企業とのパイプが強いです。
そして、人材紹介のみをやっている場合が多いので一人の求職者の転職にコミットしてくれます。
悪く言えば転職させるのに必死になります。
中堅のメリット・デメリット
メリット・・・専門知識を持っている・非公開求人が豊富・面談後のフォローが強い
デメリット・・・エージェントの質にばらつきがある・多少強引に転職を迫る・業界内の知識に偏っている
中小企業の場合は、本当にピンからキリまで。
私が元いた会社から独立して人材紹介会社を立ち上げた方は多くいました。
それだけ、人さえいればできてしまう仕事です。
良くも悪くも一人の人材に粘着をします。
人材紹介業の命は商品である求職者。求職者一人を獲得するために数万円という広告費をかけています。
そんな、求職者一人一人を確実に転職させないと、中小企業は生き残れません。
また、紹介費を他社より下げて求人を獲得していることが多いので、同業他社と比べて紹介費が理由で落とされることが少ないのもメリットです。
中小企業のメリット・デメリット
メリット・・・フォローが厚い・紹介費が安く紹介費が理由で落とされることが少ない
デメリット・・・エージェントの質にすごく差がある・求人が少ない・強引に転職を迫る
だまされないための裏事情告白
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初めに「あなたは人材紹介エージェントに洗脳されていませんか、、、、?」
とお伺いしましたが、あの手この手を使ってエージェントはあなたに転職を促します。
退職した今だから言える、その手法を大公開!
1.スカウトメールの罠
リクルート・DODA・BZリーチ・キャリアトレック等スカウト機能がついているサイトがいくつかあります。
登録すると紹介会社からスカウトのメールがたくさん来ます。
「だまされてはいけません!」
紹介会社からのスカウトメールはあなたを面談に呼ぶためのツールです!
魅力的な求人が添付されているでしょう。あなただけに送っていると書いてあるでしょう。
それはテンプレです。
上手くできていて、サイトによっては自動で名前だったり現職の企業名を自動で入力してスカウトメールを打てる機能が備わっています。
名前や在籍企業名以外の文面をよく読んでみてください。
自分には関係なさそうなことが書いてあることが多いでしょう。
2.電話での甘い話
登録をしたら、まず電話がかかってきます。
きっと電話の窓口の方は
「えーすごいですね!」「そんな経験あるならいい求人ありますよ!」
なんて旨いこと言って面談に呼ぼうとします。
「だまされてはいけません!」
電話口の方はきっと求人のことはよくわかっていません。面談に呼ぶのが仕事。
前職では「電話で良いこと言って来てみたら全然求人ないじゃん!」ってクレームになったことも多々ありました。
まーそこをクレームにさせないのもエージェントの腕次第なんですが、、、
3.面談での甘い話
エージェントはあくまでも営業職です。
面談が上手いエージェントほどアイスブレイクに時間をかけて信頼を得ようとしてくるでしょう。
信頼させて「この人が紹介する求人なら大丈夫そうだな」って思わせる。
「だまされてはいけません!」
信頼を築くことはとても大事ですが、あくまでも目的は転職をさせるため。
しれーっとブラック企業を進められて、入社したら大変です!
もちろんエージェントとの信頼関係は必須ですが、自分で考えて選ぶことです!
4.結論、「複数の情報ルートをもった者が転職を制する!」
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人材紹介はあくまで一つのツールです!
多くの求職者を見てきましたが、自分で選択肢をたくさん持っているかたの転職の満足度が一番高いです。
経験・スキルがなかったとしても、いま持っている武器でどう戦うか。
それには選択肢が大いに越したことは有りません。
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人材紹介会社以外にも選択肢を持っておくこと。自分でも探してみることが大切です。
なぜなら人材紹介会社は希望ではなく、経験を見て求人を紹介します。
当たり前ですが受かる可能性のない求人は紹介してきません。
そうなるとドンドン自分の視野は狭くなってしまします。
最良のキャリアはいろいろな求人をみて高望みでも「この仕事したいっ!」という求人を探す。
その求人に必要なスキルを身に着けるために転職をステップとしてとらえることです。
そして本題!
人材紹介会社は複数登録しましょう!
大手は1社、中堅2~3社ほど登録するのが良いと思います!
複数登録する3つの理由
エージェントに当たり外れがあるから
複数登録することで視野が広がり選択肢が増える
人材紹介会社同士で競争が始まる
何度も申し上げておりますがエージェントには当たり外れがあります。
そして、紹介会社によって紹介される求人は異なり、あなたの評価も多少変わることでしょう。
また、私の前職でも同様でしたが、中堅同士の紹介会社はライバル視しており、
他社よりもいい条件で求人を探すことに躍起になってくれます。
それと並行して、自分でも求人を探す。
面接を受ける企業は大いに越したことは有りません。
なぜなら面接で志望度は大きく変わるから。
全然興味ないと思っていた会社の社長と面接であってみたら、
志望度が大きく上がったなんて話もよく聞きます。
転職活動は時間がかかります、しかし、時間をかけた分成功確率は高まる!
頑張りましょう!
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この記事の監修者
![監修者画像](https://make-career.co.jp/wp-content/uploads/2023/05/hyogo-1.jpg)
キャリアコンサルタント
兵庫 直樹
国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!