精神分析的理論 ・動機づけ(職務満足・職業適応)理論の登場人物概要~キャリアコンサルタント量産計画
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なんかタイトルいかつい
精神分析的理論は後にご紹介するフロイトなどが提唱した理論です。以前にご紹介したエリクソンもそうです。
精神分析理論をキャリアの分野に応用しているのでここでのご紹介ではなく登場した都度ご紹介していきます!
ここでは動機つけ理論をご紹介いたします!
動機づけ理論は非常に重要です!
別名、職務満足・職業適応理論とかモチベーション理論とか呼ばれキャリアと密接に関連しています。
つまりは人は何か欲求があって、それを獲得するために行動するよね。
キャリアを形成するにも何らかの満足がないと頑張れないよねってことです。
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そりゃーそうだよ!
お金とか達成感とかがなきゃやってらんないよ!
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そーゆーこと!
でも人によって何がモチベーションになるのかって違うよね。
何がその人を動かしているのかっていう理論!
動機づけ(職務満足・職業適応、モチベーション)理論
登場人物一覧
覚えるべき登場人物は
マズロー
ロー
ハーズバーグ
アルダーファー
マクレランド
また多いけど、、、特に大事なのはマズロー・ハーズバーグ・アルダーファー!
マズローが最初の人!それに影響を受けてローが新しい理論を展開!アルダーファーもマズローの理論をベースにしてるよ!
ハーズバーグとマクレランドはちょっと似てます。
マズロー・ロー・アルダーファーが人間としての根源的な欲求を扱って、
ハーズバーグとマクレランドは仕事においての欲求を扱ったって感じ
マズロー
マズローは非常に重要で有名!ビジネス書とか自己啓発の本とかによく出てくる欲求5段階説を唱えました!
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こんなやつです。
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さいきん画像作るのめんどくさくなってるよね?
アブラハム・ハロルド・マズローはアメリカの心理学者です。
人間心理学の生みの親とされています。
余談ですがマズローの両親はユダヤ人で非常に貧しかったようです
5段階の欲求は下の欲求が満たされて初めて一段上の欲求が芽生えます。
つまり生理的欲求の食べることや睡眠が満たされないことには、
安全とか愛情とか求める余裕がないってことです。
なかなか生理的欲求が満たされないことを日常的に体験していない現代人には
発想できなそうな考えです。
マズローについて詳しくはこちら
ロー
次はローです。
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うわ!めっちゃタイプ!
マズローに影響されています!ワンピースで言う、コラソンとローの関係みたい。
ローは早期決定論を提唱しました。この理論はマズローの欲求5段階説が土台になっています。
ローの早期決定論とは「人のキャリア選択の志向性は幼少期の過程の雰囲気や養育によって決まる」ってこと。
幼少期にマズローの欲求5段階説のどの欲求が欠乏しているのか、不満に感じているのかによって、
早々にキャリアは決まっちゃいます!ってはなし。
今までスーパーとか発達論者がキャリアにおいて各役割で獲得する能力が変わるよ!
って話をしてきたけどローはもう幼少期でほぼほぼ決まっちゃうよって言いました。
ローについて詳しくはこちら
ハーズバーグ
ハーズバーグは動機付け衛生理論を提唱しました!
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これぞキャリアにおいての動機付け理論って感じの理論です。
仕事への満足感を向上させるには動機付け要因と衛星要因の二つが必要だよね。
この動機付け要因が満たされると満足が上がる。衛星要因は不満足につながる。
例えば
仕事の成長の可能性とか達成感とかは動機付け要因です。
これがあったら満足につながるけど、なくても不満足は引き起こさないよね
でも対人関係とか給料とか衛星要因は不足すると不満足だよね。
でも満たされているからと言って満足かっていうとそうではなくて、もらって当たり前みたいなとこあるよね。
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たしかになー
職場が汚いとめっちゃ不満足だけど、
キレイだから満足してるかっていうと微妙だよね
この二つを目の前にぶら下げないと、人は満足しないよ?ってことです。
ハーズバーグについて詳しくはこちら
アルダーファー
アルダーファーはERG理論です。これもマズローの欲求5段階説をベースにしてます。
マズローって本当に色んな人に影響を与えて、今のビジネス書にも出てくるようなすごい人なんです。
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ERG理論は5段階の欲求をさらに3段階にしました。
Existence(生存欲求)Relatedness(関係欲求)Growth(成長欲求)
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マズローのパクリじゃね?
って思うかもしれませんがちょっと手を加えました。
マズローは低次元の欲求が満たされると、もう一段上の欲求が生まれるって言いました。
ERG理論では低次元の欲求が満たされなくても高次元の欲求が生まれることがあるって言いました。
この3つの欲求は同時に生れたりすることもある。
マズローは生きていくための生理的欲求が満たされたら次は安全を求めるよね。
安全の欲求が満たされなかったら、満たされるまで欲求するよね。
でもアルダーファーは生存欲求が満たされたら関係欲求にいくよね(ここまでは一緒)
で関係欲求が満たされなかったら生存欲求が同時にまた生まれることもあるよ?って言ってます。
アルダーファーについて詳しくはこちら
マクレランド
マクレランドはまーそんなに大事じゃないかな、、、でもいちおうね、、、
達成動機理論を提唱しました。全部で3+1。
最初に3つ提唱してあとから1つ付け足しました。
モチベーションを保つにはこの4つが大事だよねってこと。
ハーズバーグの満足を高める動機付け要因をもっと分解したようなものです。
親和欲求 友好的な人間関係を結びたい
権力欲求 他の人に指示したい、権力をもちたい
達成欲求 達成して成功したい
回避欲求 失敗とか困難な状況を避けたい。
以上5名。
動機付け理論とはその名の通り人って欲求があってそれに従っていきてるよね。
キャリア形成も欲求のかたまりだよね。
こんな仕事したい!これくらい給料が欲しい!生きていくために仕事をしたい!
とかが積み重なっているよね。
それを分析して何が人を動かすのかを考えたってことです。
マクレランドについて詳しくはこちら
この記事の監修者
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キャリアコンサルタント
兵庫 直樹
国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!