【面接直前のあなたへ!】今すぐ出来る志望動機の作り方 面接対策編

選考
志望動機

「今日これから面接だけど志望動機どうしよう、、、」

そう考えているかたへ。

面接の際に必ずと言ってもいいほど聞かれる志望動機。

効果的な志望動機の作り方を徹底解説いたします!

結論 業界→その会社→自分と大枠から考えて自分ごとに落とし込んでいく

「え、、、?」

伝わりづらくすいません。順を追って解説していきます

この三つに絞って作っていきましょう!

なぜこの業界なのか(大枠)

業界

「何で志望動機って毎回聞かれるんだろう、、、?」

そう思ったことは有りませんか?

面接官が志望動機を聞く理由3点

  • この人はうちの会社のことをしっかり調べてきているのか
  • うちの会社に入って「思ってたのと違う!」って言って早期退職しないか
  • どれだけの熱意をもってきているのか

では具体的な作り方です!

まずはここから。ここは非常に簡単です!

その業界独自の良さや楽しさがあるはず。その業界を目指しているには訳がありますよね?

正直に話してしまえば入口はなんでもいいんです!

例えば飲食なら「一皿の料理でこんなにも人を幸せにできる職業ってほかにないから」とか
「お客さんの喜ぶ顔を直接見れる仕事だから」とか
「ただ飲食店が大好きなんです!楽しくて、わくわくできておいしい料理が食べられる素敵な場所だから!」とか

でもOK。

業界に興味を持った入口はポジティブな内容であれば何でも大丈夫です!

ただ、ネガティブはNG「楽そうだから」「給料高いから」「誰でもできそうだから」はもちろんダメです!

その業界の中でなぜうちの会社なのか?(中枠)

これが一番の難関です!逆にここさえ押さえればあとは簡単。

ここを間違えると「飲食だったらどこの店でもいいの?」ってことになりかねません。

確かにおいしい料理を出すお店はたくさんあります。素晴らしいサービスのお店もたくさんあります。
差別化を店舗ごとでするのは非常に難しい。

同じように不動産会社であっても保険であっても、ITやコンサルであっても、
その会社でなければいけない理由を探さなければいけません。

ではどうするか

効果的な企業研究3つのポイント

  • 企業理念や社長のあいさつを見てその会社の思いを研究すること
  • その会社独自の強みを洗い出すこと。
  • 社風

第一に企業理念や社長のあいさつを見て「思い」を研究すること

企業理念は会社のHP上で一番力を入れているポイント。
同じようなサービスを行っていても会社によって思い目指すところ始めた理由はバラバラです。
その思いに共感して等も一つの手でしょう。

また、それを同業他社と比べてみると明確に差別化ができることになります。
そこまでくればピンとくるキーワードを選定して、なぜそれに共感を覚えたのか。
「その会社の下でどうしたいのか?」「何でそのキーワードに共感を覚えたのか?」まで絞り出します。

ポイントは「キーワードを選定すること」

そのキーワードを面接で使うことによりアピールにつながります。

第二にその会社独自の強みを洗い出すこと。

「なぜその企業でなければだめなのか?」

同業他社と何が違うのか?
同じように見える飲食店であっても、こだわっている部分はそれぞれ違います。

例えばツカダ農場で有名な株式会社APカンパニー。ここはチェーン店とみられがちですが、
自分たちで生産・流通も行い、料理とホールはしっかり分かれておいしい料理にこだわります。

同じ居酒屋でも株式会社ホットランドが運営する銀だこハイボール酒場。
徹底したチェーンオペレーションでどんな優秀な中途入社の人でもたこ焼きの焼き方から覚える徹底した
マニュアルでストレスの無い運営と安定のおいしさを提供します。

洋服が好きな人であれアパレルも多店舗と差別化しているポイントがありますよね?

他の会社との違いを見つけることが大切です。

見るべきポイントはHPや求人情報。
自社の強みは必ず書かれているでしょう。
業界内でのシェア強みを持っているサービス。
企業が自慢げにアピールしている部分です!


また、同じ業界での競合他社と比べて、
この会社の何がすごいのか?を分析するところから始めましょう!

第三に社風です。

社風は誰が作ったものでもなくその会社が今まで作り上げてきた企業文化です。

これも誰にもまねできないその会社唯一のもの。

挑戦できる社風もあるでしょうし、しっかり研修プロジェクトが組まれ学べる環境もあるでしょう。
自由なフレックスタイムを導入して裁量権を持たせてくれるところなど。

調べても出てこない会社もあるので万能ではございませんが、
見るべきは「HPの社員インタビュー」です!

「いや、これ絶対言わされてるだろ」ってくらいに良く書かれていますが、
一旦鵜呑みにして、どんな社風なのかを考える。

→もしその社風に共感を感じたなら同じように「何で共感したいんだろう」「その社風で自分は何ができるのか」
を自問して掘り進めて言ってください。

3,うちの会社で何がしたいのか(小枠)

仕事

そして「どうしてもあなたの会社でなければいけないんです!」とアピール

それがここです。1で業界を絞り、2で会社を絞り、それを裏付ける根拠と意欲を示すのです。

ここは具体的に自分に何ができるのか、どう貢献できるのか、そして何をやっていきたいのか

上記1・2で絞ったその会社の特徴や将来性と自分の将来を重ね合わせて一致点を探るフェーズです。

ここで最後の一押しです!

「自分が何をやりたいのか、将来どうなりたいのか、」
将来の夢や目標・なりたい自分を考える→そのゴールへの道筋の中で、この会社でやりたいことを考える。

まとめると

「~~という理由でこの度この業界を志望しております。
なかでも御社の~という強みや~という理念に惹かれ御社を志望させていただきました。
御社の事業では私の~という経験を活かすことが出来ると思っております。
先々御社の強みを生かして理念を体現化できるような事業を行っていきたいと考えております。」

例えば

私は今までIT業界で勤めておりました。今後も成長が著しいIT業界で自分自身も成長していきたいと考えております。(①)
IT業界の中でも御社は年次関係なく若手でも存分に発言が出来る環境というところに惹かれました。(②)
私は、すべてのお客様がより快適に過ごせる未来を作りたいと思っております。
御社ではサービスの改善などに携わり、入社後すぐに活躍し一番早く成長を遂げたいと思って志望しました。(③)
ぜひ、よろしくお願いいたします!

相手も人間なので「好き!」「入社したい」と好意を持たれたらうれしいものです。

NG回答

・休日や給料・福利厚生などの条件面をいうこと
※確かに魅力的なポイントではありますが、面接官の気持ちになってみてください。
「結局、金が良ければどこでもいいんだな」「会社が厳しくなったらすぐてんしょくするんだろうな」です

・「学ばせてください!」ばっかり
※もちろんその意欲は大切です。が受け身だけの姿勢はアウト
今度は会社の経営者の立場に立って考えてみてください。
「いや、勉強したいなら逆にお金払ってよ!」「給料払えるのはあなたが仕事で成果を出すからですよ」

・「前職の悪口」ばかり
※嫌なことがあって退職するのは勿論ですが、
面接官が効いたらどうでしょうか?
面接の場でネガティブな発言はNGです!仕方のないことであっても良い印象にはつながりません。
「前職がいやだったから、でも仕事内容は好きだから同じ業界で同じような会社に入りたい」
って言われたらどう思いますか?「こいつまた嫌なことあったらすぐやめるな」

面接官の気持ちになって考えることが大切です!

+なぜ転職をするのか?

ここも非常に志望動機と深くつながってきます。

「転職するほどに御社に惹かれている」一つ有りですが、

同業界で転職をする際には今の会社と志望する会社の違うポイントを上げることが大切です。

この差別化がしっかりできていないと「今の会社でよくない?」で終わります。

なぜ退職をするのか。そこを明確にポジティブにお伝えすること。

今の会社でできないけど次の会社であればできることを探してみましょう!

そして、業界が違う場合。

こちらはなぜ違う業界に行くのかを強く問われます。

希望する業種が同じであればなおさら、キャリアチェンジであればもっと深く退職理由を聞かれるので

1の業界への志望動機を確固たるものにする必要が出てきます。

また、会社ごと・業界ごと・人ごと・面接官ごとに最善の志望動機は異なるので是非、面接対策もご相談ください

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この記事の監修者

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キャリアコンサルタント

兵庫 直樹

国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!

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