エリック・バーンの交流分析を徹底解説!~キャリアコンサルタント量産計画
交流分析
細目に入っていますが、コンサルティング理論で重要なのは下記の3つ。
エリック・バーンの交流分析も過去出題されたことは有りますが、
・来談者中心アプローチ
・精神分析的カウンセリング
・論理療法(行動療法、認知療法)
に比べて頻度は落ちます。
参考書に乗っていないこともあるので、重要度は落ちると考えても問題ないです!
交流分析といえば「OK牧場」です。
がっつ?
いや、これはガッツ石松のギャグではなく本当の話。
交流分析が目指すのは自立性の確立と自分と他社とのOK-OKな人間関係作り
OK―OKな関係作りとは
上のようなOK牧場の中で、私たちは移動を続けています。
①の領域であなたも私もOKな関係を目指しましょう。という考え方。
往年のガッツ石松の「バーン」っていうパンチの音が聞こえる
OK牧場
OK-OKになるためには
構造分析
交流パターン分析
ゲーム分析
脚本分析
- 構造分析
- 自分の自我の状態を「親(P)」「大人(A)」「子供(C)」の3つに分類して
自分の中でどの性格が優勢化を分析する。
自我っていうとフロイトを思い出しますね。
自分の自我には性格があります。
親は「厳格な父親」「養護的な母親」の二つの性格に分けられます
「厳格な父」は理想主義で批判ばっかり、「養護的な母」は奉仕主義で褒めてくれる
大人は合理的で事実に基づいて物事を判断する性格
子どもは自由な子供と従順な子供の二つの性格
自由な子供は純粋で感情的です。従順な子供は協調性や順応性を持っています。
どれも自分の中に共存しています。
でもどの性格が強いかは人次第。それを分析します。
- 交流パターン分析
- 対人関係において「親(P)」「大人(A)」「子供(C)」のどの状態が、
メッセージを発しているのか明らかにする。
人と話しているときは、いつもと違う自分じゃないですか?
それは、自分の中の自我の状態が変わっているから。
まずはそれを知ろうってことです。
- ゲーム分析
- 人がはまりやすい不快なコミュニケーションのパターンを分析し、その改善に役立てる。
どんな態度を取ったら人は不快に思うのか、わざと非生産的で深い感情をもたらす交流を考えて
自分の行動を修正します。
- 脚本分析
- 脚本を「いま、ここで」書き換えることを通して、人生を自分のコントロール下に置くこと。
「人生の脚本は、生まれたときに決まってる」そんなことありません。
脚本を「いま、ここで」書き換える心理療法です。
「いま、ここ」ってパールズみたいですね
の4つ。ちょっと複雑ですが、複雑なわりに出題頻度高くないので、、、
言葉とエリック・バーンと交流分析とOK牧場だけつなげて置けばOKです!
この記事の監修者
キャリアコンサルタント
兵庫 直樹
国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!