まずはここから、パーソナリティ・特性因子論アプローチの登場人物概要~キャリアコンサルタント増産計画
Ⅱ キャリアコンサルティングを行うために必要な知識
1 キャリアに関する理論
ここからは様々な人物による理論が登場します。
うわ、名前覚えるのにがて、、、
すごくわかる!
ただ、キャリコンの登場人物は歴史上の偉人ってよりも
最近まで活動してたり、今も活動している人が多いんだ。
そして、せまーい世界だからみんなどこかしらで共通点があるから
繋がりで覚えるのがお勧め!
暗記のポイント
誰が何をやったのかまでしっかりと結びつけて覚える必要があります。
ただ、すべての人物が独立して存在しているわけではありません。
キャリアに関する理論も前人の考えを踏襲していることが多いので、
ただ暗記するだけでなく流れを把握しましょう!
歴史を覚えるような感覚です
試験範囲の細目です。
キャリア発達理論、職業指導理論、職業選択理論等のキャリア開発に関する代表的理論の概要(基礎知識)
について詳細な知識を有すること。・パーソナリティ・特性因子論アプローチ
・発達論・トランジションに関するアプローチ
・社会的学習理論アプローチ
・意思決定論アプローチ
・精神分析的理論 ・動機づけ(職務満足・職業適応)理論 等
ではまずは
パーソナリティ・特性因子論アプローチ
覚える人物は
順番も大切です!
パーソナリティ・特性因子論アプローチ概要
パーソンズ
職業指導の創始者と言われ1900年代初頭に活躍した人物です。
これから様々なキャリアに関する理論が出てきますが、
1900年代初頭のパーソンズが全てにおいての始まりと言っても過言ではありません。
パーソンズが提唱した「特性因子論」は次にご紹介するウィリアムソンにも引き継がれます。
「特定因子理論」とはつまるところ
①自分自身の適性や能力などの特性を理解しよう!
②さまざまな職業の資質や有利なところ・不利なところあらゆる特性を理解しよう!
→自分と職業をマッチングしよう!
と今では当たり前のことのように聞こえる話を最初に提唱しました。
「丸いクギは丸い穴に打て」、適材適所とここでは考えてください
パーソンズについて詳しくはこちら
そのあとを引き継いだのがウィリアムソン。
ウィリアムソン
パーソンズの「特定因子論」ようは人と職業とのマッチング理論を学生に応用しました。
うーむダンディですねぇ。
学生相談の基本概念を作った人物でパーソンズの提唱したマッチングをさらに細かく手順と過程に分解しました。
ウィリアムソンについて詳しくはこちら
つぎのホランドはウィリアムソンの手順・過程の細分化ではなく、
ホランド
パーソナリティと環境を細分化しました。
なんか細かそう、、、
そう!そのイメージが大事!
細かいんです!人も職業も細かく分類しました
ただただマッチングしましょう!っていっても100人いたら100通りの人間がいて
100個職業があったら100個特徴がある。
それだとマッチングは困難です。
そこでホランドはパーソナリティ・タイプを6つに分類して六角形を作りました!
同様に環境(ようは職業のこと)も分類化して職業分類辞典を作りました。
それをもとにVPI職業興味検査という検査ツールを作り人と職業のマッチングを個人で行えるようにした人です!
パーソンズの理論を実用化した人ですね!
ホランドについて詳しくはこちら
プレディガー
この人はパーソンズ→ホランド→プレディガーの系列です。
ホランドが言った六角形モデル・6つの分類には4つのワークタスク・ディメンションがある!って言った人です。
英語で書くといちいちかっこよく聞こえますが
ホランドが言った6つの分類には4つの面があるよね。
結局すべての職業の基礎はモノ・ヒト・データ・アイディアだよねって言った人です。
プレディガーについて詳しくはこちら
一人一人の詳細はこの後記載しますが
まとめ
パーソンズの理論を学生に実践したのがダンディなウィリアムソン
パーソンズの理論を細かーく分類したのがホランド
ホランドをさらに分類したのがプレディガーです。
この記事の監修者
キャリアコンサルタント
兵庫 直樹
国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!